ニコニコ法話会


今回の法話は、久しぶりに住職が担当いたしました。現在、とても、話題になっている「千の風になって」を題材に、浄土真宗では、どのように、この詩を考えるのかをお話させて頂きました。最初に、みんなでCDを聴いているところです。


この詩の内容は、親鸞聖人が、お示しくださいました。還相回向(げんそうえこう)の教えそのものであります。この教えは、亡き方は、浄土へ生まれ、仏様と成られた後には、この娑婆の世界に還ってくるという、浄土真宗では、とても、大切なところです。この教えを、もっと、人々に、伝え広めることが大切であるとお話させて頂きました。今までは、あまり、この教えを伝えてこなかったように思います。

法話の間に、参加者ご自身の体験をまじえながら、この詩に関する感想を述べて頂きました。ご自分の連れ合いを亡くされた方、お子さん、お孫さんを亡くなされ方、また、ご自身が現在、癌の治療中に病院から、来て下さった方から、お話をお聞かせ頂きました。とても、考えさせられる思いでした。皆、それぞれ、人知れず、悩み、苦しみ、悲しみ多い人生であると感じました。それでも、みんな、必死で生きているんですね。私も、もっとがんばりたいと感じました。

阿弥陀様や亡き方は、決して、安らかに眠ってはおりません。親鸞様は、仏様は、さまざまな、形をとり、皆さんを迷いや悲しみ苦しみから救い出そうとはたらき続けておられますとお示しくださっております、決して、死んでいないのですと、熱く語る住職


最後に、接待所にて、先日NHKのクローズアップ現代で放送されました、千の風になっての特集番組を録画したビデオを皆さんで見ました。とても、感動する内容でした。その中で、あるご家族が紹介をされておりました。そのご家族のご主人は、3人の子供さん、奥様を残して、突然、交通事故で亡くなられてしまいました。本当に悲しい時には、涙も出ないというのは、本当でしたと語る奥様、子供たちからも笑顔が消えてしまいました、子供の書く、絵に、黒い色ばかりました。しかし、その家族にもう一度生きる希望を与え、救ってくれたのがこの詩であったそうです。参加者皆さん、ご自分との体験を思い出し、涙、涙でした。