平成22年度 新年法要


平成22年1月2日法徳寺本堂において毎年恒例の新年法要が営まれました。
当日は、お天気にも恵まれ、たくさんの人がお参りに来られました。

また、法要後には、おしるこがふるまわれました。



代表 焼香↓

伊東知幸による法話

新年明けましておめでとうございます。お正月がおめでたいとは申しますが、かの一休禅師は浮かれる民衆に対し次のように歌いました。

「門松は冥土の旅の一里塚、めでたくもあり、めでたくもなし」

私たちはおめでたいお正月を迎えながらも、確実に一歩死へと近づいたのです。だからといって落ち込んでいてはいけません。皆さんが明るく元気に一年を暮らせるように励ましあい、より多くの仏法を聞いてもらえるようにここにお集まり頂いたのです。これは良い縁だと思いませんか?たしかに悲しみの気持ちでいらした方もおるでしょう。しかし不可思議な縁によって、法徳寺にお参りされていることはなき方の導きだと思います。

ですから縁もゆかりもない、遠くの有名神社仏閣に、願い事をかなえるためにレジャーとして行くのはどうかと思います。

正月早々お寺やお坊さんに会うなんて縁起でもないと思うかもしれませんが、とんでもございません。私は霊園の管理もしているのですが、年末年始は思いのほかお参りが多いのです。正月からお墓参りをすることは縁起が悪いどころか、仏様が最も喜ぶ行いなのです。昨年一年の悪かった行いを反省し、新たな新年に誓いを立てる。それを縁あるお寺や、お墓の前で誓うのは最高の行いです。

きつい事を申しますが、欲望をかなえるために初詣に行くなんて感心しません。新年は、「信念」を持って迎えて欲しいと思います。「信念」とは「正しい自分を貫く」という意味と「心から仏の教えを信じ、お念仏を称える生活をする」という意味を含んでいると思います。

そして新年法要は別名「修正会」とも言います。これは「正月を正しく修める」という意味の他に「去年の悪行を修正し正しい道を歩む」という決意の表れでもあります。新年は信念を持って修正する。こんな固い決意を持ってお正月を過ごせば、みなさま素晴らしい一年を過ごせるに違いありません。



↓法要後 境内でお汁粉をふるまいました


(式次第)                                     

1、一同合掌  2、参加者名及び事前申込者名読み上げ 3、僧侶が代表し焼香                 
4、全員で「讃仏偈」拝読
 5、伊東知幸による法話    6、、代表役員挨拶