平成23年 お盆法要



    当日の法話の一部をご紹介いたします。↓

(当日の法話より↓)

亡き方は、お参り下さいました、皆様、一人一人に、生前は、大変お世話になりました。

今日は、忙しい中、私のためにお参り下さいまして、本当に、ありがとうございますとお礼をされていらっしゃ

います。時には、迷惑をかけてしまったり、苦労をかけてしまったこともあったと思いますが、どうか、

許してくださいと、皆様に感謝をされていらっしゃいます。

亡き方とは、いろいろなことがあったことでしょう。思い出せない程沢山の思い出があったことでしょう。

日頃は、忘れていても、こうして、お盆にお参りしますと亡き方のことを思い出されると思います。

今振り返ってみて、皆様は、亡き方と、いい出会いがあったからこそ、こうして、お盆にお参りくださったのです。

是非、別れを悲しむお盆ではなく、出会いを喜ばせてもらうお盆にして下さい。

お帰りになっている亡き方に、「おかえり」と言ってあげてください。

きっと、「ただいま」とご返事をされることでしょう。

合掌をしますと、手と手が合わさり、温かみを感じます。それは、亡き方が仏様となっていつも一緒にいて下さる

からこその温かみでもあるのです。

亡き方は、お浄土の世界で安らかに眠り続けているのはなく、いつも、残された者の心配をされ、娑婆の世界に

お戻りになり、皆様を見守り続けてくださっているのです。

人生は、山アリ谷アリ、何が起こるかわかりません。悩みのない人間もおりません。迷ったり、辛いときには、

いつでも、仏様にお参りし、相談なさってみてください。少しでも気持ちが安らいだら、いつも、見守ってくれ

てありがとう、いつも、心配かけてごめんねとお参りして下さい。

逆に、何か良きこと、嬉しいことがあったら、報告してあげてください、「良かったね、良かったね」と一緒に喜んで

くださいます。人生に失敗はつき物です。たとえ、失敗したり、人生うまくいかなくても、また、やり直せばいい、

人生は、その繰り返しです。現実に目を背けずに、逃げずに歩き続ける、それが、残された者の勤めなのです。

これからも、残された者が、仲良く助け合い、強く明るく生きて頂くことが大切です。どんなことがあっても、生きて

いることに感謝をし、前向きに生きてください。

大切な方を大切に出来る時間は、とても、短いのです。

家族が健康で暮らし、一緒に笑ったり、泣いたり喧嘩をしたりすることが出来ることが、当たり前ではなく、どれだけ、

有難いことであったか。今ある幸せを大切にしてください。

亡き方の死を見つめることは、それは、残された者がこれからの人生をどう生きるかを考えることです。

死ぬということは、人生最後の一番大切なそして大変なお仕事です。その仕事を終えられ、亡き方は、卒業され、

仏様の世界に入学されました。誰もが、いつかは死んでいかねばなりません、しかし、それを、見せることで命が

途絶えることがどういうことなのかを見つめさせてくれるのです。


これからも、残された者が、亡き方に喜んでもらえるような生き方をしてあげてください。

                                                          (法話 伊東英幸)