Q.今年は厄年にあたるので、お寺で厄払いをしていただけますか?
A.浄土真宗の教えでは、厄年という考え方はありませんので、
「厄払い」ということもないのです。
また、日常で申しあげれば、いい日、悪い日、いい方角、悪い方角などという考え方も
ありません。よい日になるか悪い日になるかは、すべて、自分の行い次第です。
それから、仏様は、いつでも見守って下さる存在なのですから、その救いを信じ、
感謝のお気持ちで、毎日、念仏してください。
もし気になるようでしたら、厄年には、十分精進して気をつけるように、
生活を心がけて ください。そして、ご仏壇には、いつもお参りしてください。
仮に、厄払いをしてくれる神社や、お寺で厄払いをしても、
無病息災を必ず保障してくれるわけではありません。
そして、安心したからといって、無茶な生活をしていれば、当然、その結果は悪い方向に
向かってしまうことでしょう。
浄土真宗の教えは、いつでも、どこでも、どんなときでも、
仏様は私たちを見守り続けてくださる教えです。
ですから、そのような、占いや呪い迷信などの一切から、開放される教えなのです。
機会がございましたら、お寺にお参りなさってくださいませ。
お待ちしております。